クアラルンプールで開催されてる東南アジア諸国連合(ASEAN)のサミットでも小泉さんが中国を、けん制したようだ。首相の靖国神社参拝で中国と朝鮮半島が妙~に騒いでいるからだ。朝鮮半島は長年中国の属国であったから、親分の言う事と同じ事を言うのはしょうがないとして。中国の発言に神経を逆撫でされるような感情を持つ日本人も多いかと思う。
しかし、冷静に考えてみると日本人全体が大騒ぎするほどの問題では明らかに無い。
靖国神社には、戊辰戦争で官軍に反抗した幕府軍は祭られていない、西南戦争を起こした
西郷隆盛は(明治維新の立役者でありながら)、賊軍であるため祭られていない。
また、明治期の軍人、乃木希典や東郷平八郎も戦死ではないため、祀られていない。
小泉総理が「戦争で犠牲になった多くの人々に手を合わせる」と言うのだから、それはそれでいい事だと思う。欲を言えば、犠牲者全体に手を合わせてもらいたいし、一部の戦死者にだけ哀悼の意を表すと言うのは疑問が残る。
東条英機の問題にしても、戦争責任は無いかもしれないが敗戦責任は、やはり政治家としてあると思う。あそこまで悲惨な終戦を迎えないよう、当時の政治家はあらゆる外交努力をするべきであったのかもしれない。
政治も弊社の仕事も結果しか評価されない。辛いものだ。