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自由!

この抽象的な言葉はその人なりの解釈がある。考え方は十人十色、さまざまな環境によって変わってくるものだ。日本人に太陽を書かせると赤色になる。これは日本と韓国くらいで、欧州などの他の地域では太陽は黄色だそうだ。
あるアーティストの歌詞を引用すると、3人の囚人がいたとする。
彼らはそれぞれ自由を求めている。まず囚人A。彼は刑務所内でただ本を読むことを誰にも邪魔されずにいることに「自由」を感じている。自分の好きなことを自由にできるという「自由」だ。
囚人Bは基本的人権を主張し、刑務所内の環境を改善させることによって「自由」を感じてる。自分の意見を認めさせ、自由に行動するという「自由」だ。
最後に囚人C。彼は囚人AもBもしょせんはトリカゴの中のトリだという。本当の「自由」は塀の外にあると信じ、脱獄を計画している。カゴを飛び出してこその「自由」だ。
年も明けると金に困り、刑務所に戻りたくて犯罪を犯す輩がいる。刑務所では衣食住が確約されているからだ。塀の外は「自由」という風が冷たいらしい。あなたならどうしますか? 
囚人A? B? それともC?