通勤電車には思わずツッコミたくなるような会話が溢れている。
先日もふと聞こえてきた会話に耳を疑った。「仙台って、県だっけ~?」。
字にすると分かりやすいが、ありえない質問なので音で聞いたときは一瞬意味が分からなかった。専門学生風の女AとBの会話の続きはこうだ。
B「県じゃなかった?」
A「どのへん?」
B「四国じゃなかった?」
A「え~違うよ! 四国は高知と…あと何県やったっけ?」
B「名古屋ちゃう~?」
A「名古屋は北の方やったっけ…」
ちなみに、悲しいかなまったくの無修正。いや、マジで! 質問する方も答える方もあまりにトンチンカンすぎて、思わず「名古屋は県じゃないって!!」ってツッコミそうになった。
若い子に世界地図を見せて、日本はどこにあるかを聞く光景をテレビでたまにやっている。編集されているのだろうが、珍解答の連続に毎回あぜん・呆然だったのを憶えている。以前に、小学校高学年の半分以上が、「満足」という漢字が書けないことを伝える記事が新聞に掲載されていた。ゆとり教育の暗部が露呈した最たる事例だ。今年の姪・甥の誕生日プレゼントは日本地図で決まりだ!