鳥インフルエンザが猛威をふるっている。ほとんどが致死性が高いH5N1型である。
人の死亡も増えてきた。かつてはアジアが中心だったが、今はヨーロッパに広がっている。
18日 、インド 西部の養鶏農家の鶏5万羽処理。フランス 東部のカモから同国初のH5N1型検出。EUでは同型は6カ国目に・・・。
19日 、インドネシアで新たに1人死亡、これで同国の鳥インフルエンザの死者は19人に。 インド 北部でも鶏1400羽が、このウィルスにより死んでいる。
20日、 マレーシア で1年ぶりに、鳥インフルエンザ発生。H5N1型である。
22日
、フランスでは、2例目の鳥インフルエンザ検出。今度は野生のカモから。ドイツの農場のカモからも鳥インフルエンザ検出。オーストリアでも鶏から検出。ジャカルタでも死者。
23日、フランスで七面鳥から鳥インフルエンザ検出。家禽からの検出は仏では初。
こうやってここ数日を並べただけで、事態が刻一刻と悪化しているのがわかるだろう。最悪のシナリオは人から人への感染。こういったケースが出てくると、世界中でどれくらいの人が犠牲になるかわからないという、21世紀最大の心配事だ。