やっと寒い冬が終わり、春の気配を感じるようになってきた。そうなると、やたら意味なく外に出かけたくなるのが不思議だ。たいていは社内の仕出し弁当を食べてるけど、春の気配を感じた快晴の真昼間、社内に居るのはもったいないと思い、久々に会社のスクーターを借りて中央市場にご飯を食べにいった。海外旅行に行っても、市場は、国の食文化が見れるし独特の活気もあって絶対にハズレ無くおもしろいけど、さすが京都の台所、負けてないね。やっぱり活気があっておもしろい。めったに行かない所なので、なんか昼間っから観光気分に浸ってた。朝行けば、マグロの解体ショーも見れるそうな・・・。昼の市場は、ランチ目当てのサラリーマンや、市場の関係者で狭い道がよけい狭く感じる程ごったがえしてる。 そんな所にすし屋と定食屋がひしめきあってる。どこでご飯を食べようかと考えながらプラプラしてたら、屋台風の海鮮ドンブリ屋が目に入った。ちゃんと店を構えたご飯屋はいっぱいあるのに、なぜか知ら道端に机出してる屋台に惹かれてしまう。メニューは、マグロ丼700円、いくら丼900円、ウニ丼1500円(時価らしい)などなど。その中に、市場丼900円というのがあって、簡単にいうとマグロ・イクラ・ハマチ、その他色々、いろんな魚の切り身が盛りだくさん入ってるドンブリです。これは、美味しそうと思い早速注文した。市場といえば「イチバ」と読むのが当たり前なのだが、とあるお客さんが「シジョウ丼」と言って注文してたから、「はっ」とした。え~?私は、「イチバ丼」って注文したのに。「シジョウ」って言うのかも??知らないもんやから、自信を持って口に発して赤っ恥をかいたと思ったら、その人以外み~んな「イチバ丼」って言ってた。