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今が正念場。辞任か?

日銀の福井総裁は、村上ファンドに絡むバッシングにも負けず、金利引き上げ時期を模索しているようだ。かつてバッシングに耐えきれず、重要な内閣総理大臣と言うポストを途中で投げ出した、細川殿様のように、辞任するのは簡単な事だと思うが、自説・持論を曲げずに、日本の為に成すべき事を粛々とこなしている福井総裁の姿は、ある意味美しくもある。村上ファンドに出資した金が、6年間で倍増したからと言って、騒ぐのはゲスなマスコミと、投資・投機経験のない無知な人ばかりかもしれない?出資当時のリスクを勘案すれば、6年で倍増していて当然だと言う見方も確かにある。また3億円近い金融資産についても、報道されてはいるが、4400万円の現在の年収から見れば、3億円の金融資産は少ないぐらいかもしれない。評判に違わず、ピカイチの逸材と言われる事はあるようだ。悪意ある報道の中で、本質を見抜く目を養う事は、常に必要不可欠だ。