最近、繰り返し新聞紙上を賑あわせている談合事件。お金という麻薬に取り付かれた人達。古今東西、紀元前の昔から国家があれば贈収賄事件などが起こるのも、お金が麻薬である所以でもある。証券業界の管理畑を60歳で定年となった方が言っていた。「若い時は、○億円以上の儲けたお客を見て、羨ましいといつも思っていたが、今はなんにも思わない。何れそれ以上に損をするのがわかっているから・・・」お金は同じお金ながら、稼いだ方法によっては、重みが全然違うもので、宝くじの1等賞を当てた人の70%以上が一家離散・破産などの末路を辿る事を見てもわかる。薄給の内勤社員ほど、持ち家率が高く、内勤社員の数倍の年収を持つ営業ほど、お金が残らず、サラ金のお得意さんとなっているのは、どこの会社にも共通した事だろう。地道にコツコツが何事もいいようだとつくずく思う。