本屋で来年度の黒革の手帳を買った。いよいよ年末って感じか?人の話を聞いたり、調べ物をしたり、本を読んだりする時、私はメモをとる様にしている。が、自分で書いたメモはドーモ読みにくい。文字が乱雑になっただけでなく、最近は脈絡もなくなったようだ。後でまとめられ、きれいな字で印字された時はいいが、そうでなければ2度と読む気がしない。と、言うより読めない。こうなったのは、報告書などパソコンで書くようになったからだ。それに手書きメモでは、ファイルするにも次頁がレーザープリンタでの出力じゃ、気がひけるような・・・会社等での、報告書やデータ整理は直接パソコンを使う。4~5年前は、報告書の概要をレポート用紙に書いて考えたりしていたが、今は、ワープロソフトのカット&ペーストが便利なので、紙をぜんぜん使わない。紙に手で書くのはメモの時だけだ。私のメモが読みにくくなったのは、手書き能力が退化したためとしか言いようがないのだが・・・(笑)。過去の手書きオンリーにはもう戻れない。現在、仕事でパソコンは確固たる地位を築いている。手書きの概要検討も、カット&ペーストにはかなわない。要はメモ能力の著しいアップだ。とりあえず、メモをとるようすることと、パソコン環境との共存が、仕事の処理能力の向上につながる。学生の時、黒板のノート写しから勉強が始まった。勉強と言えばノートがあった。今でもそうだろう(一部の学校でパソコンネットが日常化した程度だ)この間に手書きという能力が築かれた。そしてOA化が進むと手書きが少なくなった。しかしメモは取らなければならない。逆にメモの際の手書きの意義が深まるはずだ。だから、メモの能力と意義とを忘れてはいけないと思う。以上、私からの提案である。