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常識と言う罠

これが常識なんです。という考え方も、見方を変えると反対の発想が生まれる。
某靴メーカーの営業マンの話、新規プロジェクトで、海外マーケットの開拓に行ったAさんとBさん。
Aさん、「現地の人は弓をもって裸足の生活をしているし、靴を履く習慣は無いようでこれじゃあ駄目だ、一足も売れない!」
Bさん、「凄いマーケットを見つけた!誰も靴を履いていない。これならいくらでも売れる!」
正反対の考え方である。昔、使い物にならないと思っていた、戦略やデーターの組み合わせも
時を経て違った角度から見ると新たな発見があると思う。それは過去の自分に照し合せると、少しは成長したという証なのかもしれない。会社で設備をして、人を雇って、設計して、製造して、販売して、代金を集金する。これも1つの方法であるものの、会社を興し、経営していくことのほうが余程、怖いと思っている。自分の注入するエネルギーに対する、対価やリスクを考えると、私の場合サラリーマンのほうが、良かったのかなぁ~と思ったりもする。今まで、沢山の困難を乗り越え、なんとかここまで来たけれど、通ってきた道は後悔していない・・・