阪神大震災から、今日で12年が過ぎた。被災地神戸では、追悼行事が始まっている。家族や友人を失った人々が身近に多く、残された人が語る惨状に涙した、当時の事が思い出される。人間は喜怒哀楽が、激しければ激しい程、その時に強い記憶力に直結するようで、当時の、ブルーシートと瓦礫の山だった悲惨な神戸の状況が、私の脳裏にはっきりと焼き付いている。あれから12年私の髪も白いものが混じり始め、経験と言う年輪が刻まれた。大事な人を失い悲嘆に暮れた人達も、今は幸せな生活を営んでいるとは思う。「どんな苦しい暗闇も必ず、夜明けが待ってる。」阪神大震災で亡くなられた方々に心からご冥福を祈りたい。