私は納豆が好きで、納豆ダイエットやり始めた途端に失敗です。でも、大手スーパーはヤラセでまんまと成功したようです。問題のTV放映前に大手納豆メーカーは、放送内容をテレビ局から事前に知っていて、その段階から、大手量販店などに詳細な情報を流し、稼働率はほぼ100%。ロス率もなければ、返品もない状態。大手スーパーは納豆の特売をさけた定番販売だから、利益率は高い。まさしく、情報コントロールができる企業が儲かる構造だ。納豆のαリポ酸やL-カルニチンは確かに体重減に効果があり、「発掘?なしなし大辞典Ⅱ」の内容はまぁ信用していた。が、今回はデータのスリ換えをやったと。先にスーパーとの話が決まっていて、思うような結果が出ず、担当者が追い詰められたのか?過大な表現なら謝れば済みますが、虚偽があったとなれば終りです。TVなんぞ虚業ですから、タレントが出るクイズ番組のような別企画に変るだけです。司会者もTV局も困らない。スーパーは儲かった。買った納豆は食べるだろうし、誰の腹も痛まない。・・・しかし腹が痛みそうなのは、不二家のシュークリームだ。不適合製造品を出荷したことを隠して信用を落とした。パート従業員からの内部告発で分ったというから、常態化してたわけで、ヒドイ話でローカルな話ですが、私が棲む町のある店は、シャッターが降りてるそうです。似たような話が「お食べ」のチョコレート(?)。これは、隠してないことを示そうと発表したけど、不二家事件がなかったら、どうしてたんだろ?という疑いは残る。その昔の雪印乳業の時は、HACCP という品質管理システムが話に持ち出されたけど、今回はナシ。食品衛生法では菓子製造は適用から外れてるが、原料に乳製品を使っているから考えに入れるべきで。マスメディアは、叩くことを主眼にしており、本質的な部分を報道しないので、今回はよく分からない。パ口マと同じで同族経営が悪いとか、不二家全体が悪いという言い方をするが、要は、個人の問題なのか、企業倫理(体質)なのか、システムの不備なのか、が見えてこない。何か分るところがないと、TV番組が変るように、駅前の商店が他へ変るだけになってしまう。未だ、事件調査は進行中なので、様子見だ。