週末は久しぶりにゆっくり休めた。都会を離れ、自然を相手に野山に繰り出し、アウトドアな休日を楽しんだ。山の朝はすがすがしくて気持ちがいいものだ。露天風呂に入って、散策し、美味しいものを、たらふく食べた。美味しいものといえば、料理は素材の味を生かすのが一番だ。素材の味をより引き立たせ、美味しく食べるために、味付けをしたり手を加えるのだろうが、その味付けや加工が下手だと拙い味になる。それを調理する人がその根幹の部分を理解しているのか、只なんとなく調理しているかによって、出来上がってきた料理の味は違ってくる。仕事の時もそうである。その人や物の優位性を生かし、その動きの中でのロスを少なくし、収益も確保するものである。時として、基本と違った方向に行ってしまい、素材の持ち味を生かせないことがあるので、仕事も料理も気をつけたい。