「人間50年、下天の内をくらぶれば夢幻のごとくなり…」と敦盛を好んだ織田信長。50歳(かぞえ)で本能寺にて、この世を去った。今は医学の進歩で寿命は長くなっているが、歳を重ねると健康に気を使うようになる。私が10年来続けている犬の散歩も健康の為のものだ。最近の健康ブームで、24:00まで営業しているジムもあったりして、仕事帰りには都合が良いものだ。時間がない時は、プールだけでもと、ひと泳ぎできるが、プールには雑菌なども多く、残留塩素だけでは死滅できないものもあるようだ。プールで一番移りやすい病気は目の病気だろう。私も以前ウィルス性の結膜炎にやられた。瞼が腫れて、流行目と言う病気なんだそうだ。忘れもしないその結膜炎が痛いのなんのって、七転八倒の苦しみで、親不知を抜いた時にも増して激痛だった記憶がある。鎮痛剤を常用しても、痛みは柔らかず、少しだけ、ヘレンケラーの苦しみがわかった気がした。片目で車を運転したら、車をぶつけそうになった。健康の為に通ったジムで病気になるのは皮肉だが、儲ける為のギャンブルで損したと同じように、何事にもリスクはつきまとう。今日も今から1歩2歩散歩。