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努力の方向

私も含め、人は時として自分を見失うことがある。特に私の場合、流行のものに流されたりもする。時には自分自身を高め、より良い人生にするためにと、そう思って努力したりもする。が、努力するほどに求めた方向とは違う方向にいくことも稀ではない。もともと、人間とは狩猟民族のようだ。その昔、狩をして生きてきたし、生きるためにも狩をしていた。で、狩をするためにその方法を考え、獲物を獲るために知恵を使っていた。知恵を使わなければ、獲物は獲れなかっただろうし、当然獲れなければ生きてはいけないし、獲るために努力もするだろう。結果、ほどほどに獲れればそれでよいのだが、欲ばって、調子に乗ると怪我をしたりする。怪我をすると、今度は狩にはいけない。必要な分だけほどほどに・・・それで充分だと思う。もう一度、立ち止まって振り返ることも必要なことだ。努力の方向を誤らないようにする為にも・・・