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税~財政

先月末で慌しい決算も終わり、残りの税金を収める時に思ったのだが、とにかく日本の税金は高い。いろいろ税金が細分化・複雑化されていて私にはわかりにくくしているようにしか思えない。言い換えれば、騙しのテクニック・数字のマジックとも言える。例えば、税金の種類は、所得税・住民税・消費税の他・固定資産税・自動車税等・その他税金とは言えないが、国民のお金をピンハネ・搾取する為の、半強制的な年金・健康保険・NHK受信料などなど・・・。預貯金の利子にも源泉分離課税で20%自動的に引かれる。それらを合算すると、半分程度は、いろいろと形を変えて税金として持って行かれている気がする。学生時代に社会科や歴史の教科書で習ったと思うが、税金が半分を占める事を、大昔には、五公五民と言って、百姓一揆が起こりやすい水準と言われていた。まだまだ政府の歳出削減には努力が足りない。今後、さらに金利が上がり、その上に消費税も確実に上昇する。一般の家庭に例えたら、平均的な家庭の場合。月収40万円で5300万円の住宅ローンを抱え、毎月の返済額が15万円を上回る、新しく毎月28万円を借金し生活している状態。これが今の日本で、それが日本政府財政であり、普通の家庭なら、既に破綻状態にある。そのしわ寄せを今後政府は、国民に、押しつけるつもりだ。破綻状態の国家の末路は、世界の歴史が物語っている。長期スパンで、世界の中の日本経済を考えていくならば、大筋のシナリオが見えてくる。日本破綻シナリオ・政府借金棒引き大作戦に向け戦略を組み立てるべきだ。今、日銀量的緩和が解除され、破綻シナリオの序章が始まった気がしないでもない。