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変化

仕事して、お酒飲んで、旅行して・・・って言うのが去年までの自分でしたが、今年も、もう6月になったと言うが、去年と余り変わってない。かと言って、何か特別な事や、人と差別化できることを追い求める事もしていない。よく最近の風潮で、自己啓発(資格取得)とか「仕事ができる・・条」なんてのがあるが、それに踊らされてもいない。平凡な日々の事務や営業活動の反復だが、向上心・上昇意欲・効率化・収益追求は常にある。だいたい私は智より情に働くほうだ。愛とか家族とか情熱とか芸術という言葉に惹かれる。瓢箪からコマというが、自分の嗜好を大事にしてそれがひょんなことで役に立てばいいし、別に役に立たなくてもよい。役に立たないものこそ贅沢で気高く人間だけが持つ遊び心の現れだ。自己啓発なんてのは、資本主義社会で「役立つ」ための矯正であって、情熱を費やすのは貧乏臭いかもしれない。社会的成功なんて虚しいものを追い求めるより、身近にある大切なものを味わおうと思ったりする。誰が決めたか消費より貯蓄が美徳だと。消費より倹約が美徳だと。最近は何にも役に立たない道端の花が、どんな言葉や励ましよりも心を元気づけてくれる。