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メディア中世

考えてみると、スゴイ時代になった。本・新聞のマスプリ、ラジオ、テレビという具合に、メディアを企業が握っている。インターネットが普及して、テキスト、静止画、音声、動画に至るまで、個人で発信できる。今まではメディアの種類が少ないから、判断の前に情報量が限られていたが、今やWEB上にマスメディアと同じ種類のいろんな立場・視角・信頼性等の情報が溢れている。そう考えるとこれは、メディア占有の程度から言って、グーテンベルグ以前の口コミと同じ土俵に戻った?ことになるか・・・口コミ情報と比べ、宗教者王侯の発表は権威や伝達量が違っている程度で、信ずべきものかどうかは自己判断の程度が高い。これと同じく、マスメディア情報への依存度が減る。こんな今の時代を私的には「メディア中世」と呼んでも面白いと思う。