コンサルタント

弊社もそうかも知れないが、コンサルタントと称した怪しげな会社が最近だが、妙に乱立しているように思う。どーも野球の評論家みたいな、机上の空論で役に立たないことが多い。ありとあらゆる会社が、数多くのコンサルタントを受けていると思うが、その大半が高額報酬の無駄遣いで終っているかもしれない。肌で感じる現場感覚を無視し、抜本的解決策を、部外者に求める事こそ経営者の無能の証明。愚の骨頂そのものである。一般にどのコンサルタントも、同じような理論武装で当り障りの無い事業計画しか出てこない。プレーヤーが有能なコーチに出会うのは至福の出来事だが、その確立は限りなくゼロに近いと思う。そもそも、経営理論・マーケット理論・財務会計・経営法務・新市場開発・情報システムなどの勉強は、ビジネスマン自身の基本であり、そんなものをコンサルさせる経営者は無能とも言える。センスや勘が働かないのは現場をしらないからだ。今、日本経済は衰退・発展の岐路にいる。利潤追求・効率追求は短期的改善であり企業理念・哲学を持たないそれは早晩崩れ去る。コンサルタントを業とする弊社としては、今後も、更に仕事に対する覚悟をはっきりさせていきたいと思う。