仕事の選択には周到な志を持って考える。だが、この志と異なった仕事でも、決して失望落胆しては、思うような結果は得られない。その仕事を与えられた事に感謝し、精励しなければならない。それが少なからずとも、自分なりに、仕事を通して社会に貢献してるものとも思うし、人生の実学を学ぶことにもなる。腰掛け気分ではなく、それに一生を託す気持ちでやってみると、だんだんと面白くなってくる。私の場合、与えられた仕事に最善を尽くし、事を処するに公正公平を旨として、真面目に取り組んで行こうと改めて思う。一見、不幸と思える出来事も勇敢に対処したら確かに「禍転じて福となす」ことが出来、破滅が大いなる繁栄の道しるべとなるかもしれない。