日米で通算3000本安打と言う偉業を成し遂げたマリナーズのイチローが、インタビューで「細かい積み重ね」だと言ってた。そのイチローについてのコメントを求められたピート・ローズも、自身が達成した大リーグ通算4256本安打は「毎日小さなことの積み重ね」だと言ってた。この二人は、共に天才の名を欲しいままにした人物で、そういう天才でも小さな積み重ねで、偉業が成し遂げられるのだと改めて思う。天才は、オリジナルの小さな積み重ねをしているようで、天才の小さな努力とは、個々の自分にマッチした独自性の努力だと推測する。凡人が天才の真似をしても、それはただの真似でしかないのかもしれない。私の様な凡人の場合、小さな積み重ねがなかなか結果に結びつかず、挫折の原因だったりする。凡人がただ小さな積み重ねをしても、結果はむなしさしか残らないことも私は知っている。が、それでも、私も日々、小さな積み重ねを続けている。もう随分と長く続けている。いつかどこかで結果に結びつくことを信じて・・・