社長のコラム · 2008/08/04 注意 「徒然草」の中に「高名の木登り」というのがある。自分の弟子が木に登っているのを見ていた「木登りの名人」が、高い危険な所にいる時には何も言わず、地上に近づき安全な所まできた時「注意せよ」と言った。そばで見ていた人がそれを聞いて「危険な高い所にいる時に注意しないで、なぜ安全な所になってから注意するのですか?」と尋ねると「高い危険な時には、誰でも注意するが、低く安全な所にきた時にもっとも油断するから、その時こそ注意することが大切である」と言ったそうな。鑑みること然り。 tagPlaceholderカテゴリ: