
同じ記事や文章を読んだり、同じ物を観たり聞いたりしても人によっては、捉え方・解釈の仕方・感じ方や聞こえ方が違うというのは、非常に厄介な反面、非常に面白い。交渉事でもそうだが、ある材料などを弱材料とするか強材料とするか、相手によって変化する。伝える側としては「強い材料はこれとこれ、弱材料はこれとこれ。」ですが「私はこう思う」というスタンスでアドバイスをする。物事の受け止め方が同じことに対しても、人が違えばその受け止め方も変化し、その後の展開もどんどんどんどんその積み重ねで変わっていくと考えると「思考・意識」というのは総て惰性的な力ではなく、その人の意思であるという見方ができる。こういう考え方の方がスムーズに行くようにも思うのだが・・・