
先月末辺りから流行の豚インフルエンザ、メキシコで千人規模の感染と数百人の死者が出て、警戒レベル5まで至ったのに、今月には、世界で感染者3000人弱、死者も急激に減っている。最初の死者数は豚インフルであることが確認されておらず、細菌感染や呼吸器疾患も入っていた可能性がある。後者からの致死率が2%強と計算されているが、メキシコでの「確認された感染者数」が当てにならない。通常のインフルエンザの死亡率0.05%と同程度のようなものだと思う。神戸・大阪でも次々に感染者が出ているが、例年の対策で以外に充分で、発熱外来設置や検査薬・治療薬の特別増産と備蓄も特に必要ないのかもしれない。が、高病原性トリインフル由来の本物の「新型インフルエンザ」襲来に向けた予行演習だと考えれば、無駄ではないと思うのだが・・・